Excel 2016以降、特にExcel 2019およびExcel for Microsoft 365で多くの新しい関数が追加されました。これらの新しい関数は、特にデータの分析、フィルタリング、テキスト操作などを簡単にするために導入されました。以下はExcel 2016以降に追加された代表的な新しい関数のリストです。
動的配列関数(Excel 365/2019以降)
動的配列関数は、一度に複数の値を返すことができ、スプレッドシート内の他のセルに自動的に展開されます。
FILTER: 条件に基づいてデータをフィルタリングします。UNIQUE: 一意の値を抽出します。SORT: データを昇順または降順で並べ替えます。SORTBY: 指定した列に基づいてデータを並べ替えます。SEQUENCE: 連続した数値のリストを生成します。RANDARRAY: 指定した範囲にランダムな数値の配列を生成します。
テキスト操作関数
これらの関数は、文字列やテキストを操作するために追加されました。
TEXTJOIN: セルの範囲または配列のテキストを区切り文字で結合します。CONCAT:TEXTJOINに似ていますが、区切り文字なしでセルのテキストを結合します。CONCATENATE関数の改良版です。IFS: 複数の条件を順番に評価し、最初にTRUEとなった結果を返します。IF関数の代替。SWITCH: 指定した値に応じた結果を返します。IFやCHOOSEよりも直感的に使えることが多いです。
論理・条件式
複雑な条件式をより簡単に書けるようになった関数です。
XLOOKUP:VLOOKUPやHLOOKUPの進化版で、左から右だけでなく、どの方向にも検索可能です。XMATCH: 配列の中で特定の値の位置を返します。MATCHの機能拡張版です。
数学・統計関数
データ分析を強化するために、いくつかの新しい数学および統計関数が追加されました。
MAXIFS: 条件に基づいて最大値を返します。MINIFS: 条件に基づいて最小値を返します。
日付・時間関数
日付や時間の操作を簡単にするための新しい関数です。
DATEDIF: 2つの日付の間の日数、月数、年数を返します。古い関数ではありますが、Excelの2016以降のバージョンで広く使われるようになっています。
配列操作関数
配列を操作して新しいデータを作成するための新しい関数です。
ARRAYTOTEXT: 配列をテキストに変換します。ARRAYTOTEXT: 配列内のすべての要素を文字列に変換します。
統計分析用の関数
Excel 365/2019以降のバージョンでは、複雑な統計分析をサポートする新しい関数もいくつか導入されました。
FORECAST.ETS: 指定されたデータをもとに時間を考慮した予測を行います。FORECAST.ETS.SEASONALITY: 季節性のある予測を行います。
これらの新しい関数は、データの分析や操作をより効率的かつ柔軟に行えるように設計されており、Excelの最新バージョンを利用することで、より強力なデータ管理と計算が可能になります。
