以下の関数は、特定のデータをフィルタリングしたり、まとめたりする際に非常に便利です。
VLOOKUP関数(またはXLOOKUP関数)
- VLOOKUP は指定した範囲内の列からデータを抽出するためによく使われます。例えば、あるデータベースから特定の情報を抽出する場合に利用されます。
- XLOOKUP は新しい関数で、VLOOKUPの制約を補い、より柔軟なデータ検索と抽出を行えます。縦横どちらの方向にも検索でき、完全一致や部分一致なども指定可能です。
- 例:
=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, [検索方法])
例:=XLOOKUP(検索値, 検索範囲, 戻り値範囲)
INDEX関数 + MATCH関数
INDEXとMATCHを組み合わせることで、VLOOKUPよりも柔軟にデータを検索できます。INDEXは指定した行と列の交差点のデータを抽出し、MATCHはその位置を探します。- 例:
=INDEX(範囲, MATCH(検索値, 検索範囲, 0))
FILTER関数
- 特定の条件に基づいてデータをフィルタリングし、その結果を表示するために使用されます。FILTER関数はExcelの新しい関数で、非常に強力な抽出機能を提供します。
- 例:
=FILTER(範囲, 条件, [結果がない場合の値]) FILTER関数は、Microsoft ExcelのOffice 365(現在はMicrosoft 365)サブスクリプションで提供されるExcel 2019以降のバージョンで利用可能です。また、Web版のExcel(Excel Online)でも利用できます。これより前のバージョン(例えば、Excel 2016やExcel 2013など)では、FILTER関数は利用できません。
SUMIF関数 / SUMIFS関数
- 条件に一致するデータだけを合計するために使われます。
SUMIFSは複数条件に基づいてデータを集計することができ、よく使われます。 - 例:
=SUMIF(範囲, 条件, 合計範囲)
例:=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2)
COUNTIF関数 / COUNTIFS関数
- 条件に一致するデータの数をカウントします。複数条件のカウントを行う場合は
COUNTIFSを使います。 - 例:
=COUNTIF(範囲, 条件)
例:=COUNTIFS(範囲1, 条件1, 範囲2, 条件2)
UNIQUE関数
- 範囲内の重複しない一意の値を抽出します。データの集約やフィルタリングで使用されます。
- 例:
=UNIQUE(範囲) UNIQUE関数は、FILTER関数と同様に、Excel for Microsoft 365(旧Office 365)、Excel 2019以降、およびWeb版のExcel(Excel Online)で利用可能です。したがって、Excel 2016やそれ以前のバージョンでは、UNIQUE関数は使用できません。
これらの関数は、データ抽出や集計の際に最も一般的に使用されており、特定のデータセットに基づいて効率的にデータをまとめたり、フィルタリングしたりするのに役立ちます。特に VLOOKUP や INDEX + MATCH は古くから使われている人気の手法です。最近では FILTER や XLOOKUP のような新しい関数も注目を集めています。

